さんざしの森から始まる物語 第1話


「フランツや 今日こそはお前の后となる娘を決めてもらうぞ。」
シャネル5世は少しでもお金持ちの姫とフランツ王子を結婚させることに躍起になっているのだ。
 
「いくら叔父様でも それだけは譲れない問題ですよ。僕の妃は僕が決めます。
今日の舞踏会には出席しますがそこで妃を選ぶつもりはありません。」
フランツは無愛想にそう言い放って城を飛び出したのである。
 
フランツが立ち寄る気になれば どこへでも立ち寄るためのガールフレンドは大勢いる。
しかし どの娘にも会う気にはなれなかったのだ。
彼女達には申し訳ないが友達以上の感情は持っていない。
しかし 彼女達は・・・・・
 
フランツは導かれるようにサンザシの森の中に入っていったのある。
 
そのころ サンザシの森に入っている人間がもう一人いました。
 
 
「もう五月だものね、白いサンザシの花がきれいだわ。
私は秋になったら赤い身をつけたあなたを見ることが出来るのかしら・・・」
はかなげに呟くのこの少女の姿は王子の姿をしている。
 
この森は少女にとって唯一安らげる場所なのだ。
 
この少女はシルバーランドのサファイア王子。
国の掟では女では王位を継承できない、その為に彼女は王子として育てられていたのだ。
剣の腕前もかなりのもので、頭の回転も速い。
その為 彼女の秘密を暴き王子の座から引き摺り下ろすとする悪者達の
陰謀に今までい堕ちることはなかったのある。
 
また 恋を知らないサファイアは男の子として振舞うことを楽しんでいたのです。
時々 秘密がばれたらどうなるのかという不安が脳裏を横切る事はありましたが・・・


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